ずっと愛シテル


この時のうちゎ
まだ人を信じることが
できなくて1歩前に
進む勇気なんてなくて
好きだと気づいても
本気になることを恐れ
彼氏なんていらないって
散々自分に言い聞かせた


「なに怒ってるん?」


電話を終えたのか
気づくとそっぽを向いた
うちの背中から
声をかけてくる。


「別に」


明らかに怒ってる態度。


そっぽなんて向いて
これじゃ好きってゆってる
ようなもんじゃん…。


「ヤキモチ妬くんなら
付き合えばいいぢゃん?」


そう言われて
絶対に彼氏なんかいらない
って思ってるのと裏腹に
他の女にとられたくない
って気持ちが強くて
気づくと頷いていた。









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