甘くも苦い誘惑に溺れて
「本当にお酒抜けてるんでしょうね?」
「フッ。もし、警察ざたんなったら…あんたが助けてくれんじゃねぇの?」
「…どうしてそんな事」
ハンドルを握ったまま私へと横目で視線を流して
微笑む男…。
この人は私の職業を知ってる?
知ってる風な言い方よね…。
「…ねぇ…どうして…私の仕事わかったの?」
「女を何人見て来たと思ってる。あんた見てたらすぐにわかった」
何…この人。
人を見る目が鋭いって言うか…本当に何でも知ってそうって言うか…。