甘くも苦い誘惑に溺れて


豪華なシャンデリアの飾られた広いロビーに入ると、男がフロントで受け付けを済ませてエレベーターに乗り込む。



私…何してるんだろ。



今さっき出会ったばかりの見ず知らずの男とこんな場所に居るなんて…。



拓也が居るのに…。



本当…馬鹿な事をしてる…。




「…あなたの…名前は?」


「……………恭也…」




名前を聞いただけなのに今の間は何…?



変な人…。



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