とある堕天使のモノガタリ
~INTROITUS~
店の扉を開けて外に一歩出たところで罵声が聞こえた。
階段を上がって路地に出ると、乱闘というよりは明らかに一方的に常連に危害を加えているsevenのヤツが3人ほどいた。
見たことないヤツだな...
そう思いながら「おい」と声をかけた。
「なんだよ、うるせーな!!」
「うるせーのはテメーだ。
お前ここのルールしらねぇの?sevenだろ?」
「はぁ?こんな店にルールなんてあんのかよ!」
その言葉に俺は瞳の色を変えた。
「...“こんな店”...だと?」
その様子をみて野次馬が一斉に一歩引いた。
「やべぇ...守護神切れたんじゃね?」
「…アイツら命知らずだな…」
口々に聞こえて来る野次馬の囁きに3人は動揺し始めた。