【完】歌姫、そんな声で鳴かないで!
母は俺に満足行くまで暴行した後、雨の降る公園に俺を置き去りにした。



そんな俺が目が覚めたのは、ふかふかのベッドの上。



そこには、確かに『魔女』がいると思った。その時の俺には妖艶等という言葉が見当たらなく、彼女をそう思うことしか出来なかった。



………そう、若かりし頃の、社長だ。



彼女はその時はまだ芸能事務所のマネジメントを担当していた。



しかし、頭のキレるところは昔から変わらず。



瀕死の俺を見たとき、背筋に電流が流れたんだとか。
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