夜光虫〜お隣様ホストの奴隷〜
辛くなんかない。


喜んであげないとね。



大丈夫、あたしは光夜が好きなんだよ?



祝福してあげられる。






「おい!鈴花!待て」






背中を向けて部屋から出て行こうとしたあたしを光夜が呼び止めた。



今は呼び止められたくないな…。



振り向いて光夜の顔を見る勇気がないよ。






< 251 / 333 >

この作品をシェア

pagetop