マリア教会
「でもレイさんを部下にしたって聞いた時は正直驚いたよ。詩織はもう部下を持たないと思ってたから」
その言葉にレイは視線を詩織から夏季に移した。
「夏季さんもルナさんの事知ってるんですね」
「うん。ルナさんがいなくなった時の詩織は見ていられないぐらい落ち込んでた。二人は隊長と隊員っていうより、親友みたいにずっと一緒にいたから…」
お互いを信頼し必要とし、ルナさんはレイがまだ見た事のない詩織の顔をたくさん知っている。ルナさんも、詩織だけに見せられる顔があったはず。
何年経っても詩織の心に存在し続けるルナさんの事をもっと知りたいと思った。
「ルナさんはどんな人だったんですか?」
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