マリア教会
子供の頃から聴いていたアヴェ・マリア。
アカペラなのにピアノの音色も聴こえて来るようで、綺麗で透明な声が容赦なく胸を打って来て、小夜は涙を流しながら彼女の歌を聴く。
「ありがとう、聴いてくれて」
彼女が歌い終わっても、小夜の涙は止まらず、
「ありがとう…ございます…」
小さく、それしか言えなかった。
私を助けてくれるのは元帥と、彼女の歌だけだ。この二つがあれば、私は生きて行ける。
アカペラなのにピアノの音色も聴こえて来るようで、綺麗で透明な声が容赦なく胸を打って来て、小夜は涙を流しながら彼女の歌を聴く。
「ありがとう、聴いてくれて」
彼女が歌い終わっても、小夜の涙は止まらず、
「ありがとう…ございます…」
小さく、それしか言えなかった。
私を助けてくれるのは元帥と、彼女の歌だけだ。この二つがあれば、私は生きて行ける。