マリア教会


天国と地獄の生活が続いたある放課後。
明日は休みという事で生徒達はいつもより早く帰り、小夜の気持ちも楽だった。
一週間で一番安心する金曜日。
だが帰ろうとした小夜に、悪魔の足音。
「小夜!」
誰もいない教室で大声で呼ばれ小夜は体を震わせた。
見ると、アイリがいつもの子分を引き連れて仁王立ちしていた。
「な、何…?」
「ちょっと私達に付き合って」
「……」
行ってはいけないと、脳が危険信号を点す。だが体はアイリの存在に威圧され言う事を聞いてしまった。
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