マリア教会
学校を卒業して小夜はすぐに守護隊に入隊した。必死に勉強したおかげか、試験は一発で合格した。
そして数々の功績を上げ、一気に隊長にまで上り詰めた。
守護隊に憧れはなかったが、元帥に救われたこの命を元帥の為に使いたいと思い、元帥を守る為に守護隊の道を選んだ。
そして気付けば隊長。
(そのほうが動きやすくていいけど…)
そう思った時、背後から肩を叩かれた。振り向くと、第一部隊隊長の詩織だ。
「すごいな小夜。これなら応援はいらなかったな」
「いえ…」
今回は小夜が隊長に就任して初めての任務だった。初めてという事で第一部隊と共同してやる事になった。
満面の笑顔を見せる詩織の後ろでは、駆け付けた警官が犯人を回収し、詩織の部下のレイが店の従業員に修理費は教会に請求するよう説明している。
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