マリア教会
だが売買する側はそんな事関係なく、人の体で大金を稼ぎ笑う。どいつもこいつも…。
「突入しますか?」
側にいた部下が銃を構えながら言う。小夜は少し考え、二十名ほどいる部下に指示を出す。
「まずは私が一人で行きます。皆さんは倉庫の周りを囲んで、もし私が無理なようであれば合図を出しますので、その時は突入して下さい。犯人が攻撃して来たら発砲しても構いません。責任は全て私が取ります。人質が第一優先です」
「はい!」
自分よりずいぶんと年下の少女に命令されても、第五部隊の隊員達は小夜に付いて来てくれる。
小夜は隊員達に感謝しながら、倉庫に目を向けた。
「行きます」
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