マリア教会
アイリが小夜を呼ぶ悲鳴を上げ、
「へへ」
仕留めたと確信した男が笑った時、小夜は鉄屑の山から体を半分だけ出して銃を二発だけ撃つ。
一発は男の右腿にめり込み、もう一発は残りの男の右肩を貫く。
「ぎゃああ!」
怪獣のような悲鳴を上げ倒れた男達を確認し、小夜は銃を構えながらリーダーに近付く。
「残ったのはあなた悲鳴一人ですよ」
男はこんな事になると思ってなかったのか、顔には脂汗をかき、焦っているのが分かる。
「てめぇ…」
小夜は銃を構えたまま男と距離を開け立ち止まる。
「一つ聞きます。なぜ人買いなんて仕事をしてるんですか?危険な仕事なのに」
これだけ世界で問題になっているのだから、あちこちの国で警察が動いている。守護隊もそうだ。
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