禁断の恋はじめます
「もう絶対に離さない……。
この辛さは朱奈を手に入れるための
試練だと思う事にした。
だから啓吾のことも応援するよ。」


「ありがとう……。
おにいちゃんも喜ぶよ。」



「俺の朱奈
ずっとずっと…憧れてたんだ。
啓吾のこと一生懸命応援する朱奈に……。」



「俺も誰かに見てもらいたい
応援してもらいたい
そんなことばっか思って…だから
啓吾にだけは負けたくなかった。」


思いがけない言葉に
私は勇樹を見つめた。


「そうなの?」



「啓吾はなんでも持ってるし~~
優しそうな両親に
愛らしい妹…サッカーセンスにめっちゃイケメンで秀才で~」


「以外~~
勇樹だってすごかったのに…」



「啓吾にね 入部した時言われた。
俺…先輩に負けたくないって……」



「そうなの?」



「お互いに意識し合ってたんだな…」



「でもさ
俺一つだけあいつに絶対勝てるとこ見つけた。
朱奈をこうして抱しめれること
あいつはきょうだいだから無理だろう…」



勇樹の言葉が私を刺した。


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