花には水を


…は?



何いってんの?



掴まれた肩が痛い。



いたいけど、それよりも怒りの方が勝ってる。



「あんた、瑞穂の何しってんの?」



「はあ?」



「瑞穂の品が下がるって、どういうこと?」



私がどうとか、こうとか。


別にどうでもいい。



そんな事、関係ない。



だけど、瑞穂の品が下がるっていうのだけは許せなかった。




「その、通りの意味なんだけど?瑞穂くんの格好よさがあんたみたいなブスのせいでなくなるってこと」



勝ち誇ったように、見下したように笑う。



えみこ、あんたばかこだわ。




「あんたの、瑞穂のよさは外面なの?瑞穂のかっこいい姿が私で眩んで品が落ちるって?馬鹿に、すんな」





許せない。


あんたなんか、瑞穂の事想う資格なんかない。







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