〔完〕あなたと過ごす季節
「ま、同じ“さくら”どおしがんばれよ。」

「はい。」

「ハイ・・・。」


私が返事したと同時にまた教室にパチパチという拍手が響く。

ホント咲良意味わかんない。

何で私を選ぶんだよぉ・・・。

私に実行委員とかできるわけないじゃん。

そんなことを考えていたら


「大丈夫、山崎ならできるって。」


上から声がした。
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