〔完〕あなたと過ごす季節
「じゃ、行こっか。」


咲良は私の手を取った。

一気に体温が急上昇する。


「ちょ…咲良、手…。」

「いいだろ?そうしてないと迷子になりそうだから。」


にかっと笑った。

その笑顔にさらに体温が上がる。
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