〔完〕あなたと過ごす季節
「ところでどこに行くの?」

「ん?俺の好きな場所。丘なんだけど、見晴らしがすごくいいんだよ。」

「へー。」


私は咲良に手を引かれながら歩いていた。

半歩先を歩く咲良は早くもなく遅くもなく、私のペースに合わせてくれているみたいだった。

…やっぱり優しいね。

決めた!今日告白する!!
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