ねえ、明日は今日よりも

図書委員の仕事が
終ると先輩が行こうって

キレイに微笑むから
ついつい見惚れてしまって

「どこに行くんですか?」

『うーん、まだ秘密かな』

そう言って手を握られた


どうしよう心臓バクバク

そうしてる間に
先輩の足が止まった

ってここ?

そこは存在すら忘れられてる

学校の一番奥にある地下室だった
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