ゴスロリ彼女のキスの味


 これも演技なのか?


 おれは倉吉から続きの言葉を待つ。


「ゴスロリ女の正体は、たぶん……蜜姫さんよ」


「はぁ?」と言っておれは間抜けなほど口をぽかんと開けた。


「疑わしいと思われる証拠と情報もあるのよ」


「おまえ、何言ってんのかわかってんのか?零、こいつを訴えようぜ!」

 前者は倉吉へ後者はゼロに向かって言った。


 しかし、ゼロは黙ったまま俯いて否定をしない。

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