ゴスロリ彼女のキスの味


「ほらね」

 倉吉は得意げだ。


「零がゴスロリ女な訳ないだろ。おまえは馬鹿か!」

 自分でもびっくりするくらい乱暴な言葉が出た。それだけ憤りが頂点に達していた。


「蜜姫さんが何も喋らないなら私が代わりに話してあげる」


「大きなお世話だ」


「大きなお世話は小さな親切くらいになると思うんだけど」

 倉吉はどうしても話したい様子。


「零、こんな奴に勝手に喋らせていいのか?」

 おれが焚きつけてもゼロは無反応。

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