Cygnus
+ + +


「こんにちわー。」


「やあ、いらっしゃい。」


彼と付き合ってから
彼のサークル室に行く回数も増えていた


「芳史いますか?」

お互いも名前で
呼び合うようになったし…



急に私の大学生活が
色づいた気がした


「でたー。
しょっぱな芳史かよー。」


「ひがむな斎藤。
芳史ならもうすぐ来ると思うよ?

座ってれば?」


キレイな微笑みを向けるのは
芳史の親友で
学校一のイケメン
河野先輩


最初は
なんか雰囲気とか
笑顔とか怖くて…

あんまり近寄れなかったけど


今では

結構
打ち解けることが出来ている

< 224 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop