特別短編集
「普段からそれでいればいいのに」

「いろいろあるんだよ」

「そうですか」


いつもの会話をした後、私も隆の隣に座った。




なんだかんだ言って、表も裏も隆に変わりない。

そしてどんどん惹かれているのはわかってる。

今では私は隆が好き。



「なに、今の俺のほうがいいとか?」


心を読まれたかと思った。


「そ、そんな事言ってないでしょ」


でも、

「素の方がもっとモテると思うのになーって」と続ける。

そうしたら溜息をつかれてしまった。


褒めたつもりだったのに不機嫌そうな顔をされてしまった。
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