遥か彼方の空
刹那達が店に入った瞬間

「壬生の狼が何の用なんだ!?狼なら狼らしく人斬りでもしてろや!!」

と、大和屋の主人が大声で怒鳴ってきた。

内容が内容なだけに、刹那はキレた。

「あんたさぁ、誰のおかげで安全に暮らせてると思ってんだよ!?男なら自分の身くらい自分で守れよ!!」

刹那は主人以上に大声で怒鳴った。

軽く殺気を含めて……。

周りの人々はヒヤヒヤしながら刹那達を見ていた。

「…………お前、俺達を侮辱した覚悟、できてんだろうな……?」

ずっと黙っていた芹沢が口を開いた。

その声は、落ち着いてはいるが怒りが押し込められていた。

「………しょうがない。ここに火をつけろ!!」

さすがにこれには刹那も驚いてしまった。

「芹沢っ!?それはやりすぎなんじゃ……!?」

そんな事をしたら、余計土方達に目をつけられてしまう。

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