遥か彼方の空
冷鬼は何か少し考えた後

「……本当はお前を連れていくつもりだったんだけどなぁ~……しょうがねぇ、俺も壬生浪士組に入る」

と言ったが、沖田がいきなり怒鳴った。

「何を言ってるんですか!?あなた……刹那を何処に連れていこうとしてたんですか?あなたは……

長州の者についている。

違いますか?」

冷鬼は単純に驚いた。恐れるべき沖田の観察力と推理力に……。

まさにその通りだったからだ。

しかし、今ばれるわけにはいかない。今回の任務は此処に入る事だからだ。

「ちげぇよ。俺は魁を連れて元の居場所に戻ろうとしただけだぜ?」

冷鬼は鋭い目を沖田に向けながら言った。

「第一……俺が此処に入れば、お前らにとっても損はないと思うけどなぁ?」

刹那は心配そうに冷鬼を見ている。沖田は何も言えなくなった。

< 98 / 98 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

桜日記―幕末伝―

総文字数/29,195

その他97ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
自分の母から虐待を受けていた少女 雛森 梓(ヒナモリ アズサ) ……彼女が自ら命を絶った日― 彼女の人生が大きく変わる…!! 雛森 梓 「私は人なんて信じない」 高杉 晋作 「俺はお前を信じてやる」 吉田 稔麿 「僕は君を裏切らないよ」 彼らと出逢うことにより、梓の心は少しずつ色づいていく― 今回は新撰組ではなく、倒幕派の話です! もうひとつの作品が完結していない、中途半端な状態で書き始めます。 申し訳ありません。 二作とも、ぼちぼち進めていこうと思います。 それでは 『桜日記―幕末伝―』 どうぞご覧下さい!!

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop