らぶCALL(仮)


「お邪魔しま~す」


「「どぞ」」


空羅と空芽が同時にハモった。



ぷっ‥‥!!


ゃばい。

吹いちゃった!!!!


笑い止まんなくなる!



「笑うなし」


ぽんって空芽に頭叩かれた。


ドキッ


こうゆう仕草にドキッてするんだょね‥‥


「俺の部屋、上行って空芽の部屋の右だから行ってて」



「分かったぁ~」



ガチャッ



ドアを開けると、空芽とわ違う匂いがした‥─



当たり前か。


双子だからって、匂いまで同じの好きになるとわ限んないよね。




でも、ぁたしこの匂いも好きかな‥‥‥



「何してんの??」


「ぇっ??」


「適当に座っていーよ♪」



「ぁ、ぅん!」


‥‥‥とわ言ったものの、空芽とわ違った部屋で。


物が散乱してるやらなんやらで、どこに座ればイィか、分かンなぃ。



「あ‥汚いね。まぁ勘弁して~」


って言いながら、私にコーラのペットボトルを渡して、物をどけてくれた。



「ここ座って☆」



「ぁリがと☆」




ごくごくっ‥‥‥


冷たいコーラがしゅわしゅわと喉を通る。


ぁたし、炭酸が苦手ってわけでもなぃんだけど‥

子供の頃から、炭酸を飲むと目が潤む。


炭酸が苦手みたぃで見栄はって隠してたっけな。



懐かしい。



今でもなるんだけどね。



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