空の向こう側





「あー楽しかった。」



噴水の所に座って、アイスを食べながら




沙羅は笑顔で言った。




「プッ…お前、前来た時も同じ事言ってた。」



「えっ?そうなの?」




あの日も、ここでアイスを食べながら



幸せそうに笑ってたんだ




「けど、何かごめんね。夏のお金だったのに…。」



「いいよ別に、寄付ぐらい。」




そう、あの金は世界中の子供達に寄付した




この意志も、何も変わって無い





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