Out-of-Eden―禁断の果実―
そのあとの真実が血塗られた真実だとしても…。





私はユイが好きなんだろうか。




「嘘ついてる奴にか?」

「はい…」

「今は泣け。お前の気持ちはよくわかった」




柊斗さんにわらにすがる思いで泣いた。




惨めだ…。




何も知らないまま幸せだと思っていた世界は濁っていてまだ限界を知らない。




「……うぅ…ヒック」




背中を擦ってくれる優しさ。



私がユイと出会わなくて、初めて会った人が柊斗さんならきっと私は柊斗さんに恋しているだろう。




初めてが…柊斗さんなら。




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