Out-of-Eden―禁断の果実―




抱きしめられると柊斗さんのズボンのポケットから振動が聞こえた。




「悪い」と体を離されると険しい顔で電話にでる。




「何だよ」




どうやら話は敵チームと下の人達が揉めたらしく、解決してくれとの昴さんからの電話だった。




「一時間で戻ってくる、ここで待っててくれ」

「はい。待ってます」

「夜は帰って…」




「ホテルに泊まりたい」と色っぽい声で誘われて私は戸惑いがちに頷いた。





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