Out-of-Eden―禁断の果実―
【林檎】



ネックレスつけたかったけど、ユイには嫌われたくない。



昨日の殴られたところが、まだ痛む。



結果、腕にも拳が振り落とされていて動かせないでいる。



柊斗さんは朝一に気づいて、「なんで気づいたの?」と心の中で思った。



腕を見てみると腫れ上がっている皮膚。




これは気づくはずだ。




「昨日はごめん」

「ああ、いいの!」




許してしまう。怒れないもん…。



< 43 / 414 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop