Eternalsky
そう。私たちはもうすぐ6年間の学校生活で一番のビックイベントの、『修学旅行』を間近にひかえていた。

その、修学旅行は私の、人生において最高の思い出になるか、最悪の思い出になるか、の間際だった。運命の分かれ道、それは、旅行の班決めにたくされていたのだ。

「班は最後のイベントなので、自由にします。但し誰か1人だけ余るような事があれば、先生が決めますからね。」

と担任が話した。

『誰と組もうなぁ。』

班は男が3人女が3人の、6人で一班だった。

私たちは、4人だから2人と2人に別れた。

『んじゃ、うちと蒼唯。唖蘭と翼沙ね。』

「わかったぁー。いいよー。」

と、唖蘭と話して決めた。

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