君の温もり

「気づいたらミウの事、好きになってた」

「それってホントですか?」

「だから嘘は言わねぇって」

「あたしも先輩が好きです。一緒に居たいです」


これからもずっと居たい。

そう思わすまであたしを引きよせたのは隣に居る先輩。


好きになるのに早かれ遅かれないと思う。


「努力はする」

「え?」

「ミウの期待に答えられる様に…」

「……」

「俺から離れない様に…」


そう言った先輩は薄ら笑ってあたしの頭をクシャっと撫ぜ、あたしの顔から笑みが零れた。


「離れませんよ。むしろ、離れたくないです」


微笑んだまま隣に居る先輩の肩にあたしはトンと頭を傾け置く。

密着する先輩の温もりがあたしの肌に伝わった時、幸せだと思った。


「なんかミウと居ると落ち着く」

「あたしも…」


ずっと、永遠に先輩の温もりを感じていたい。


空を見上げる先輩の隣で、


あたしは先輩の肩に頭を乗せたまま


ゆっくりと目を瞑った。





君の温もり【完】





< 40 / 40 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:22

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

Existence *
Ane/著

総文字数/129,436

恋愛(純愛)159ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
存在 永遠の愛 翔 目線ストーリー ※こちらはDomainの続編になります。 読んでない方はそちらからお読みください。 本作品に出てくる症状には個人差があります。 リメイク版です。 永遠の絆 永遠の愛 Domain
永遠の愛
Ane/著

総文字数/306,103

恋愛(その他)625ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
飛べた事の幸せを感じる 鳥のように あたしも羽ばたきたかった 生きる辛さと 悲しみが あたしを苦しめた時 思い描く未来は 幸せであってほしいと 願うばかりだった ※永遠の絆の続編になります。 読んでない方は永遠の絆を先に読んでくれると嬉しいです。 ※この作品にでてくる症状は個人差があります。
Domain
Ane/著

総文字数/432,769

恋愛(その他)587ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
領域 *永遠の絆* 翔 目線ストーリー

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop