ナンパ男との恋2
「まー、まずは・・・
そのケンカの仲直りからしないとね?」

「はい・・・・・。」

ケンカっていうか・・・

輝樹からしてみたら
私の機嫌がなおるまで
放っておこう。
って程度のものなんだけど・・・

結局・・・

ケンカにすらならないって事か・・・

「よーしっ、解決した所で
鍋でもして食うか」

「亮、解決してないし。
ってか、何で
あんたがまとめてるわけ?
その前に この時期に鍋って
暑いんだけど。」

「え・・・っと・・・
美穂 何か やっぱ
今日冷たくね?」


「そう?
そんな事言われると
亮が可哀想になるじゃない。
仕方ないから
鍋してやるわよ・・・」


こんなふうに
言いたい事言い合って、
時には甘えて、甘えられて

何か・・・・

うらやましいな・・・

なんて・・・ 




今の自分の状況とは かけ離れてるけれど・・・





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