オオカミ達と甘い時間



その時、音が聞こえた。




「遊ぶって…ククク…っ」




「…誰!?」




あたしの声は聞こえてないらしく、そのまま笑い続ける。




笑い交じりの声が聞こえるのは、閉ざされたカーテンから。




あたしはカーテンを睨むように見つめた。






「バカだなあ…俺様王子が…」




「…」





…もうベットは見たくない




そう。見たくないから



声の主を探した。




笑いを堪えているのか、あんまり言葉になっていないけれど。





″俺様王子″って…凌君のことだよね?







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