幼なじみの銀髪男。【完】
「ちなみにね、隣のクラスの金髪頭のでっかいピアスついてるのがNo.2。葵アオイ。
さらにさらに私の彼氏♪」


金髪のでっかいピアス。
完全に不良だね笑っ
でも京華に似合いそうだな…笑っ


なんて会話をしていると、もぞもぞッと動きだした銀髪頭の人。



うわっ不味いよ…


「おいっ京華…うるせぇよ!」

眉間にシワを寄せ、
見るからに機嫌最悪だ。


うわっ恐い…


そして、私の方を見てじっと見つめてきた。



な、ななんですかぁ~。
つか…私悪いことしてないぢゃん!



「お前……。」



「あ、今日転校してきた希美だよ。中野 希美。
來輝の鞄が邪魔で座れなかったの!」


「中野 希美…。」


京華のフォローで納得したのか鞄をどかしてくれた。



「ありがとっ京華」


本当助かった。


にしても、隣の席にこの人って…


超威圧感あるっ


でもなぁんか見覚えあるような顔…



あのライがこんなわけないし…



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