双子☆Love
「梨香。着いたわよ。起きなさい。」




いつの間にか寝ちゃってたみたい。



お母さんに起こされて、窓の外を見ると…




「わぁ…海だぁ。」



辺りに広がる海と砂浜。泳ぐには、遅すぎるけど



私の心を躍らせるには十分だった。




「ねぇ、砂浜に行ってきてもいい?」



お母さんに尋ねる。



「いいわよ。荷物は業者さんが運んでくれるし。でも、あんまり遅くならないようにね。」



「は〜い。」




私は、海辺へと向かった。
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