傷だらけのラブレター




丁度タイミングよく、私の隣を風が吹き抜ける。




ヒュルルという効果音が、よりいっそう私の気持ちを震わせた。





浅野目くんが私をなだめるように、背中を優しくさすってくれたけど、



やっぱり直也がいいと思った私は、どうしようもないやつなのかもしれない。




















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