【続】WolfPrince1
「こぇ…」
「うん。」
俊は子供みたいに私にくっついてきた。
ぎゅっと握る手も強く。
「二人とも…なんか可愛い。」
「え?」
目の前に座る優加が私たち二人を見ていた。
「俊の…んな姿。
はじめて。」
「いいんだよ、今日は!!」
友達がいても怖さは隠せないよね。
ずっとくっついていた飛行機。
俊には悪いけど、ずっと乗っていたいと思った。
こんなにも甘えてくる俊はめったに見れないしね♪