救いの手

「天愛かー良い名前だね♪思ったんだけどさ、天愛って帰る家あるの?」

「ない。親が死んじゃってそれから家も無くて不良の仲間といつも町をさまよってる」

「そうなんだ・・・そうだ、私の家に住んでいいよ。」

こんな、高そうな部屋に居候していいのかな?

ちょっと、怖いかも。

だけど、どうせの事だしまぁいいか。

「本当に?ありがとう」

「良かった。こんな、広い部屋に1人も嫌だから天愛が居てくれて嬉しいよ。部屋も腐るほどあるしね」

やばっ!

どんだけ、金持ちなんだ。

「じゃあ、この部屋使ってね。おやすみー」

「おやすみ」

改めて見ると本当に広い部屋だな。

まぁいいや疲れたから、もう寝よ。

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