夕陽




ダダダダダダダダダッ



スパーーン!!



「土方さぁぁぁん!!!」


「っるっせぇ!あと廊下走るな!」


相変わらず部屋の中は紙で散らかっている。多分、今は仕事中なのだろう。



「土方さん土方さん土方さん!!」


「っるっせ!俺は1人だ!」


「うんわかったけど土方さん!あのね・・・。






胸揉んで!!!」



「ブーーーーーッ」


土方さんが飲んでいたお茶を思いっきり噴出す。


「うわぁっ汚っ!」


「っるせえ!」


「で!揉んでって!」


「あ゛?揉む乳もね」

「あるっつってんだろォが!!!」


「・・・はぁ。んでそんなこと言ってんだ。」


呆れた顔をして土方さんは言った。


「あのね、男の人に胸揉んでもらったら胸大きくなるんだって!」


「そしたら総司に揉んでもらえ」


「恥ずかしいから嫌!」



「・・・俺は?」


「土方さんにそんな感情はない!」


「・・・総司にしてもらえ」



ぽいっと部屋を追い出された。こんちくしょー。



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