夕陽
おまけ~沖田が官能小説を手にしたとき~
「土方さん♪暇なので読書しにきました!」
沖田が勝手に土方の部屋に入る。
「勝手に入るな。・・・読書なんて珍しいな。」
「ええ。読書は、楽しいんですよ。」
「へえ。なんだ、誰に影響された?山南さんか?」
「左之さんです。」
「・・・は?左之?」
「今から朗読します。
題『浮気恋情録』」
「おいちょっと待てそれ官能小説じゃねえか。」
「二人は、それぞれ家庭があるにもかかわらず、今日も密会している。
いつばれるかわからない、スリルがたまらないのだ。
『ああ・・・ッいいッ』
『可愛いね・・・そそるよ・・・』
そういって男は今日も女を気が済むまで抱く。
『ん・・・ッう・・・焦らさないでぇ・・・』
『もっと声を聞かせてよ・・』」
最初のうちは、すぐに飽きるだろうと土方は無視していた。しかい上手いのだ。
沖田の演技が。
いちいち男と女の声を変えて、その役になりきってみせる。
「男は女の首筋に紅い印をつける。
『少し・・・力を抜いて・』
『う・・・ん』
そういって不安げな女を男は」
「もういいわァァァァァァ!!!仕事させろ!!!!」