夕陽


「えええ・・・。折角絵本の読み聞かせしてあげてますのに。」


「絵本?!絶対ちげえだろ!!!・・・って絵あった!!!たくさんあるぞこれ!ほとんど絵じゃねぇか小説じゃねぇよこれ!!」


「土方さんはもうこれを熟読しているんですか?」


「するかあああ!んなもんに興味はねぇ!!」


そういって土方は持っていた官能小説を真っ二つに裂く。



「アーーーー!!裂けた!!!血、血が・・・ッ!!」


「紛らわしい言い方すんじゃねェェェェ!!!」







一発沖田を殴って、部屋から退散させたあと、今日も土方は邪魔者にも負けずに仕事をこなしていく。






新八の部屋


「いいですよ。土方さんなんかもう知りません。副長室に新たな官能小説置いておいてあげましょう・・・。読みかけのふりをして・・・」




ゆっくりともう一冊新八の部屋から官能小説を抜き取り、副長室へ向かう。


誰も居ないのを確認して、副長室の部屋の台に官能小説を置いておく。





題『男同士の恋愛関係』











次の日土方は見回りの報告にしにきた隊士に勘違いされ、男色の隊士にお友達からお願いしますという告白をされた。



「誰だこんなことした奴はァァァァ!!!」

「ふくちょォォォォ!!!お友達から」

「やめろそんなのに興味はねぇぇぇ!!」



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