サヨナラのその日までそばにいさせて。
第5章

思いもよらぬ相手-太陽side




そして週末になり、俺は駅前の噴水に腰掛けていた。



空良の奴、遅すぎちゃうか?


忘れ物したから、先に駅で待っとけって…。


自分から誘ったんちゃうん…と時計で時間を確認する。



「…15分も待たせるってなんやねん」


段々と苛立ってきた瞬間、思いもよらぬ声が聞こえた。



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