サヨナラのその日までそばにいさせて。

バカな考え-太陽side




「明日から学校行けるな」


「あぁ…」


「試験勉強したか?」


「あぁ…」


心配そうに色々と話し掛けて来る空良。



退院して数日が経った。


明日から登校出来るようになり、学校が特別に試験を受けさしてくれることになった。



「心配せんでもテスト出来るって」


呆れたように笑い返すと、空良は複雑な表情を浮かべ、口を開いた。



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