Blue Eyes princess~藍色の瞳の猫~



『またなにかあったら言うよ。 とりあえず今日は疲れたから部屋で休むよ』



「分かった、ゆっくり休んでおいで」



挨拶をして部屋をでた私は、自分の部屋に向かった。



部屋に入ると、柚葵が飼っている動物たちが迎えてくれた。



黒猫のクロ、ハスキーのルナとスイとライが待ってくれていた。



4匹とも小さいころ、柚葵に拾われていて柚葵にとても懐いてる。



この組の人以外には決して懐かない。



『ただいま、クロ、ルナ、スイ、ライ。いつもお出迎えありがと』



手を伸ばすとクロが肩に飛び乗る。



私が歩きだすと、そのあとをルナとスイとライが横について歩いてくる。



かばんを置いてベットに腰掛けるとルナたちがベットの上に上がってきて私の後ろと横に伏せた。



私はルナを枕にして、いつの間にか眠りに落ちていた。



その間ルナもスイもクロもライも私のそばにいてくれて、一緒に寝ていた。



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