ご主人様はお医者様


その日の夜は、明け方まで飲んで騒いだ。


久しぶりにクラブへも足を伸ばした。





始発が動き出す頃、香澄と2人で人もまばらな大通りを歩く。




「あーーっ、ねむいっ。でもスッキリした!!今日はありがとう。香澄」


「うん、何があったのかは聞かないけど、私はいつでも小春の力になるよ。だって友達じゃん」


「香澄、ダイスキっ!!」




抱きついた私の頭をぐしゃぐしゃになでてくれる。


そんな優しさが心に染みた。


ありがと、香澄――――…。



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