ご主人様はお医者様


申し送りと、カンファレンスが終わる。


沢木さんと私は午前中の検査出しと清拭などのケアに入る。


バタバタと慌ただしい時間。



「及川さん、エコー室分かる?」



沢木さんは私に患者さんを迎えに行ってほしいと言った。



「多分、行けると思います」


「僕、今手が離せないからよろしくね」



私は、不安に思いながらも車いすを押してエレベーターに乗った。






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