ご主人様はお医者様


それからというもの、


先生は、仕事が終れば出来る限りマンションに帰ってきてくれる。


私も夜勤意外の日は、きちんと夕食を準備して待っている。


それと……、


私のベットは、知らないうちに処分されてしまって……、


先生のベットで眠ることが当たり前になった。






先生との契約は残り4ヶ月――。





そんな中、心の奥に閉じ込めていた“先生への気持ち”はどんどんと大きく膨らんでしまっていた。




< 65 / 304 >

この作品をシェア

pagetop