好きでごめんね。




そんな事を考え、涙を流しながら寝た翌日。



学校に行こうと、ドアに手をかけたら…



ドアは勝手に開いて…



そこには、笑顔のはる兄が待っていた。



遥「おはよう♪学校、行くよ^^」



こうしていつもはる兄は私を迎えに来てくれる。



でも…



今日だけははる兄の顔、見たくなかった。



波「…今日は一緒に行きたくない。」



私は、俯いてそう答えた。



すると、はる兄は私の頭を優しく撫でながら、



遥「分かった。何があったか分かんないけど、たまには俺にも、相談してね☆」



そういって、ニコッと笑った。



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