ミルクティー
「ゴメンね。

急に怒鳴ったりして…」



首を横に振る。


怖かった。


今もまだ…

体中が震えている。



「少し休もうか?」



海斗は私を抱き上げてどこかの部屋に運んでくれた。

降ろしてくれたのは…


「俺のベット使って。

後で起こしにくるから…
少し休んでいいよ」


フカフカのベット。

海斗はゆっくり私に布団を掛けてくれた。


そして海斗は優しく言ってくれた。


「お休み―――…」



そして私は夢の中に入っていた。


海斗は私が眠るまで手を握ってくれていた。




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