black rose


「ちょっと、呼吸荒い気もするけど
 母子共に異常ないわ。

 貧血で意識なかったみたいね。
 時期に目覚ますと思うから…。」

「は、はい。
 有り難うございました。」

「いえいえ。
 で、美音と麗紗は誰の女なの?」

「なっ///
 天城さん何言ってんですか。
 私はただの居候です!」

「あら、そうなの…。
 残念ね。」

「麗紗は?」

「私は、祐志の彼女です。

 因みに美音は今、晃磨さんに
 惚れてるんですよ。」

「あらあら、いいこと聞いちゃった。
 
 美音、恥ずかしがらなくったって
 いいのよ。
 私達しかいないんだから、ね。」

「ち、違います!
 麗紗も変なこと言わないで。
 
 そんなんじゃないから。」
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